「合わす」なのか「合わせる」なのか、の違い。
5月30日付けの彼のdiary
タイトルは「浸る時間。」
その内容はというと
声優の仕事の「仕込み」について?みたいな感じかな
新しい台本をもらって
いつも一番最後にチェック用のVTRを見る
という、、
なかなか彼のホロスコープを読んだ記事が書けないので
こういう部分部分でチョコチョコと書いていこうかな
って思っているんだけど
ご本人も気が付いているように
「影響されないくらい、自分の芝居がしっかりしていれば
こんな作業はいらないんですけどね」
と、、
まぁ、そうはそうなんだけど(苦笑)
ちょっと、これまた別の視点からみてみようか
と思ってますのよん♪
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これね
「合わす」のか「合わせる」のか、の違いで
取り組み方が変わってくる
最初から、VTRをみて
つまり、ほぼ完成形に近いものを見て
原作者、監督、作画された方々の世界観を汲み取って
自分が最後の作業に挑む
この場合、まず、そこから何を汲み取るかで
芝居が違ってくるのは当然で
それは「影響される」というのとはちょっと違うのではないかと
思う
でも、diaryの中でも言っているけど
視覚からの情報というのは脳に対する影響がかなり強く
含まれているので
そういう意味では、台本という文字列のみから世界観を拾うほうが
「自分なりの」「自分だけの」次元で演技ができることも確か
なので、ここで彼がとっている行動は
余計な(と言っては失礼か?!汗)情報を排除している
ということ
そして、最後に
自分の演技と制作者サイドのそれが
ビッタリ!だったりすると、かなり嬉しいんだろうな
と思う
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冒頭にも書いたように、先にVTRを見て
その世界観を汲み取った上で自分の演技をする
というのは
「合わせる」ほうになるんだけど
実のところ、彼ら(OLDCODEX)のタイアップ曲をみれば(聴けば)
一目瞭然。
一連の楽曲も、このdiaryで書かれているように
「合わせる」というスタンスではないのが明らか
例えば
今、放送中の「Butllers~千年百年物語」のOP製作秘話のインタビューを
聞いて
>>「最初はこんな感じで作ってくださいって依頼があって
でも、出来上がったものは全然、違っていて
だけど、こっちもほうがいいでしょ?」
というコメント。
こうなると、もう、どこに何を「合わせる」のか
誰かがはっきりさせないとね、という話にまで発展しそうだけど(苦笑)
そもそも、彼の製作姿勢、そして、人生に対する姿勢が
こういう特徴がありますよ
って、ただそれだけのこと。
彼のチャートを見ると、円の上半分に星が固まっています
常に、外へ外へと表現していくタイプのひとに多いと言われている
プライベートで得たものも、仕事で得たものも
すべてを自分の表現の糧にしてゆく、そんなひと。
そして、水のエレメントが濃いので
とても影響を受けやすい
ただ、受けやすいというだけじゃなく
蠍座は本来、人と交わることでミラクルが起こることを
身をもって知っているので
その部分では、むしろ積極的に交わろうとする
(もちろん、誰でも彼でもじゃないよ (笑) )
ただ、その際にも
この「合わせる」という感覚ではなく
自分と相手が「合う」=「合体する」
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と、昨日、ここまで書いて下書きに入れておいたら
翌日のdiaryで、飲み会に誘われて、、って
自分のこの、プライベートもすべてを糧にする姿勢を
「卑しい」と表現していた
あぁ、まぁ、そうとも言えるか、、
でも作家さんなんて、みんなそうだよ
自分の人生ネタにしてるみたいなものだから、、
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で
ちなみに、ちょっとフェイントなんだけど
脱退したギタリストの方
この方がまさしく、「合わせる」タイプの方で
多くのアーティストへ楽曲を提供しているのも
頷けるし、その際の仕事の仕方がまったくと言っていいほど、真逆。
で、これは
どっちがいいとか、悪いとかいう問題ではないのね
そういうやり方が自分にとって一番ナチュラルなんだ
と、そういうこと
もし、問題があるとしたら
自分の演技と相手のそれが合わなかった場合だろうね
これも、ちょっと前のdiaryで触れていたんだけど
いい作品(彼はフィルムという言葉を使っている)を。。
というのは、製作に携わる人、みんな全員同じなんだよね
なので、方向性は全員一致なわけ
ただ、その「いい作品」の「いい」が人それぞれってことでしょ
この世の中、揉め事や問題が勃発するのは
この「価値観の違い」でしかないと言っても過言ではない
だけどね
これ、私が、なぜホロスコープを読むのか
って話にも繋がっていくんだけど
「価値観」っていうのは、育った環境とかどんな人と関わってきたかとか
そういうことで変わってくるし、今まで、どんな「価値観」を植え付けられてきた
でもね
「世界観」ていうのは、これ、そのひとが生まれたときに
誰からも植え付けられたものじゃない
そのひと独自のものが、ちゃんとあるのよ~
他人と自分の「価値観」の相違がモメる原因で辛いのなら
自分の中で起きている
「自分の世界観」と「自分の価値観」のズレが大きければ大きいほど
これまたやっぱり生きるのが辛くなる
自分はどんな「世界観」を持って生まれてきたのか
後付けでどんな「価値観」を受け取ってきたのか
この2つがわかるだけでも、ずいぶん、生きていくのが楽になる
その上で、価値観の違う相手を向き合う
自分の世界観には、愛しかないからね
辛くなったら、そこに還る
そんな場所
外側じゃなく、自分の内側にみつけるのよ
って
話が全然違うことになってしまったわ~(@_@)
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もしや、禁句なのかもしれないけれど
ギタリストの方と彼
これだけ製作のスタンスが真逆だと
タイアップ曲は一緒には作れないと思う
「カタルリズム」以降、タイアップが続いていったという
(OLDCODEXの経緯を見させてもらって)
個人的にはとてもとてもショックなんだけどね
こういう、皮肉めいたメッセージ性のあるグッズが
お好きなのだそう